日々の徒然

社会から見た私には、名前がない。

このブログは、私のnote記事に書いたものです。
以外にも、フォロワーさん以外の方からいいねをいただく割合が多く、
より広く記録を残しておきたいと感じました。

今日は、占星術師ではなく、そしてハンドメイド作家でもなく、
一人の30代の女性として感じていることを書きます。
一言で30代の女性と言っても、いろいろな人がいます。
ひとくくりにはできません。
でももし、今の私のような感覚を持っている人がいるなら、これはそんなあなたに届けたい記事です。

▶私の名前

私は時々、社会から見た自分には「名前がない」ような気がします。

私は37歳。
結婚して6年目。
結婚していますが、子どもはいません。
仕事は、ハンドメイドアクセサリーの制作と占星術鑑定を中心に、個人事業主として働いています。
「個人事業主」というと、少し変わった働き方に見えるかもしれません。
けれど、
SNSで見かけるような、華々しい実績を次々と打ち立てる、自由とお金を謳歌するようなタイプの起業家とは違います。
かといって、
大きな企業に勤めて仕事一筋にキャリアを積み、管理職として活躍しているわけでもない。

同世代の独身女性なら、
仕事にも打ち込みながら、自分のために自由にお金や時間を使う生活を楽しんでいる人もいるでしょう。
私には、それもあまり当てはまりません。

少子化に貢献しているわけでもない。
仕事一筋のキャリア女性でもない。
独身女性でもない。
専業主婦でもない。
では、私はいったい何なのだろう。
そんなことを、ときどき考えます。

▶女性を語る「名前」

もちろん、30代半ばの女性そのものが、世の中から無視されているわけではありません。
けれど、この年代の女性について語られるとき、
そこには何かしらの「役割」や「物語」が付随していることが多いように感じます。
結婚していなければ「独身女性」。
仕事で成果を上げていれば「キャリア女性」。
子どもを持てば「母親」。
子どもを望んで行動していれば「妊活」。
家庭に重きを置けば「主婦」。
近年なら、「おひとりさま」という言葉もすっかり定着しました。

もちろん、それぞれの言葉のなかにも、一人ひとりまったく違う人生があります。
それでも、名前があることで、その人が置かれている状況を社会は理解しやすくなるのだと思います。

ところが、今の私はどうでしょう。
結婚している。
でも、子どもはいない。
仕事はしている。
でも、いわゆる「バリキャリ」ではない。
家庭だけを守っているわけでもなければ、華やかな消費生活を楽しんでいるわけでもない。
どれにも少しずつ触れているようで、どこにもきれいに収まらない。

もしかしたら今の私は、社会が用意してきた分かりやすい物語には、少し回収されにくい存在なのかもしれません。
そして時々、こんなことまで考えます。
女性は、何かの役割を果たしていないと、社会から語ってもらえないのだろうか、と。

▶だから私は、けっこうガムシャラ

「名前がない」。
そう書くと、なんだか寂しそうに聞こえるかもしれません。
でも、今の私は、それほど悲観しているわけではありません。
むしろ結構、ガムシャラです。

自分という人間が持っている力や素養は、いったいどこで活かせるのだろう。
私がこれまで学んできたこと、身につけてきたこと、経験してきたことは、誰の役に立つのだろう。
アクセサリーを作ったり。
占星術を学び、鑑定をしたり。
文章を書いたり。
人と出会ったり。
新しい仕事の可能性を探したり。

傍から見た私は、それほどガツガツした人には見えないかもしれません。
でも内側では、いつも結構必死です。
「目の前のこの人は、何を求めてる?」
「私のどんなスキルならこの人の役に立てる?」
「これなら相手のために私にもできるかも」
そんなことを、ずっと考えています。
それは、私に“~な人”という名前をくれるのは、私が渡した価値を受け取ってくれた人だと思うから。

▶40歳が、少しずつ見えてきた

37歳。
40歳という数字が、ずいぶん近くなりました。
若い頃とは違って、これからの健康のことも考えます。
仕事についても、「この先どうしていこう」と思うこともあります。
両親も歳を重ねていきます。
自分自身の体力だって、20代の頃とまったく同じではありません。
心配事がないと言えば、嘘になります。

それでも私は、自分の年齢や立場に対して、卑屈にはなりたくありません。
「もう37歳だから」。
「子どもがいないから」。
「大したキャリアもないから」。
そんなふうに、自分で自分の可能性を閉じる理由にはしたくない。

むしろ私は今、
社会から与えられた分かりやすい名前がないのなら、これから自分の人生に名前をつけていけばいいのではないか。
そんなことを考えています。

「名前のない私は、これから何をしよう…」
私のような30代後半の女性は、きっとどこかにいると思います。
結婚している人も、していない人も。
子どもがいる人も、いない人も。
会社員の人も、自営業の人も、今は仕事をしていない人も。

それぞれ事情はまったく違うけれど、
「世の中に用意されている“こういう人”という説明に、なんとなく自分が当てはまらない」
そんな感覚を持っている人は、案外いるのではないでしょうか。
だったら、無理に既存の物語に自分を押し込めなくてもいい。
誰かから名前を与えてもらうのを待たなくてもいい。
何を大切にしたいのか。
誰と生きていきたいのか。
どんな仕事をしたいのか。
何に時間やお金を使いたいのか。
そういう小さな選択を重ねながら、自分で自分の人生を形づくっていく。
それもまた、一つの生き方なのだと思います。

私は、女性が「母だから」「妻だから」「独身だから」「仕事をしているから」という理由で価値を認められるのではなく、その人自身として、自分の人生を選べる社会であってほしいと感じます。
30代でも。
40代でも。
もっとその先でも。
どんな立場にいる女性も、自分の人生を自分で選び、自立し、自分なりの幸せをつくっていけたらいい。

そして私自身も、まだ名前のついていないこの場所から、これから自分がどんな人生をつくっていくのか、もう少しガムシャラに探してみようと思っています。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

ハンドメイドと占星術の活動については、noteでも発信をしています。
アクセサリー制作と占星術と、一職業人として大切にしたい想いや気付き、私というに人物についてより深く知っていただくきっかけになれば幸いです。

元服飾大学の教員で、現在は占星術師として活躍する私の、“好き”と“得意”が詰まったnote記事💗
ぜひ、あなたのなかに秘められた星の魅力に気が付いて、
“似合う”の先の「この服を着ているわたしが好き💗」の気持ちに出会ってください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA