作品紹介「煌星」よりThis is my Sailor cosmos

ハンドメイド活動

 今回は、ピンポイントで作品を紹介します。
 二次創作ブランド「煌星」にて販売中の、「美少女戦士セーラームーン」に登場するセーラーコスモスをイメージしたシェイカーです。

 この作品を作るにあたって、実は、自分のなかにちょっとこじらせたファン感情のようなものがあり、それをきちんと言語化(文章化)することで昇華できたらなと思い、今回のブログのテーマにしました。
※この作品の制作およびブログの執筆時、私は劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」を未鑑賞です。

セーラーコスモスのシェイカー
※画像より販売ページへ移動できます。

 私のブランド、とくに「煌星」の活動を応援してくださる方の多くが、「美少女戦士セーラームーン」のファンであり、とりわけ私と同世代の方々のなかには、90年代に放送されたアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズを熱心に見ていたという人も少なくないと思います。
もちろん、当時は私も熱心な視聴者の一人で、それこそ、セーラームーンは子どものころの記憶のほとんどに繋がり、そして自分をはぐくんでくれた大切な作品でした。その想いが、「煌星」というブランドの根幹です。

 時は流れて、2014年から新しいテレビシリーズである「美少女戦士セーラームーンCrystal」が放映を開始しました。
そこで、私も巷でよくみかけるあの感情に取りつかれてしまったのです。ずばり、古参ファンの“昔の方がよかった”マインドです。
もちろん、Crystalシリーズの製作陣もけして手を抜いていたわけではないと思います。ただ、具体的なことは割愛しますが、やはり子どものときの記憶が特別だったのか、大人になった私にはCrystalシリーズは“ささらなかった”のです。
 そして、このCrystalシリーズの後継が2021年1月~2月公開の「劇場版美少女戦士セーラームーンEternal(前後編)」と、現在公開中の「劇場版美少女戦士セーラームーンCosmos(前後編)」です。
正直、Crystalシリーズのことがあり、Eternal(前後編)は劇場に観にいく気になれず、しばらくしてから鑑賞しました。しかし、自分のなかで「あんなに大好きだったセーラームーンに、こんなモヤモヤした気持ちを抱えたままでいたくないな」という気持ちがあったのも事実で、映画最終章にあたるCosmosは、同じくセーラームーンファンである友人と、劇場に観にいくことにしました。

 制作作品の話しに戻ります。
 今回モチーフにしたセーラーコスモスは、ストーリーの終盤に登場するキャラクターで、戦い続けたセーラームーンが戦うことにつかれ、戦いに背を向けた未来の姿です。
 今回の映画で、このセーラーコスモスの配役について、ちょっとした話題になりました。
私も最初に聞いたときは、戸惑いのほうが大きかったのが本音です。なんでもかんでも90’sアニメシリーズから変更変更で、新しくした方がグッズ展開がしやすいとか、配役が増えて生産性が上がるとか、大人の事情があるの?とさえ思っていました。
ただ、ふと思ったのです。
「このセーラームーンシリーズは、いったい誰のためにあるのだろう?」と。
私は、当然のように自分たち“子供のときからセーラームーンが好きだったファン”のもの、もっと言ってしまえば“自分たちのものだ”と思っていました(ものすごい傲慢ですね)。
でも、本当にそれだけでしょうか?
 私たちの世代は、すでに結婚し、お子さんがいるという人もたくさんいるでしょう。そうした人たちはかなりの確率で自分の子どもにもセーラームーンを見せるのではないでしょうか。つまり、この新しいシリーズは“新しい世代のセーラームーンファン”に向けて、“新しい世代が作るセーラームーン”なのだと、当たり前といえば当たり前すぎることに、ようやく納得ができたのです。
そして、私自身が、セーラームーンという何年も前に連載が終了した作品の二次創作をしているのも、その素晴らしさを多くの人に忘れてほしくない、新しく知ってほしい!と思うからです。そうしたことに考えが至ると、昔の作風に固執し、昔の方が良かったのに!と意地になっていた自分がすこし気恥ずかしくなりました。
 「美少女戦士セーラームーン」のなかには、みんな違ってみんないい、というような、他者との違いや多様性をごくごく自然に受け入れていくさまが描かれています。そうした作品に幼いときに触れていながら、なぜもっと素直に「新しいシリーズも見てみよう!」と思えなかったのか…、なぜ新シリーズの粗探しをするような気持になってしまっていたのか。
もちろん、合わない、好きになれない、それだって個人の自由です。しかし、私はいま「これはこれ、それはそれ、どちらもセーラームーンの一部なんだ」と思うことで自分の気持ちが少し楽になっています。

 今回、この作品にタイトルをつけるなら「This is my Sailor cosmos」だと思っています。
 そう、これが私のセーラーコスモス。みんなのなかに、それぞれのセーラーコスモスがいる。みんなが、それぞれの心のなかにいるキャラクターを、好きなように愛して認め合っていけたら…そんな気持ちを込めた作品です。

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