「ShiroMuku」そもそもばなし~③アクセサリーと物語り~

ハンドメイド活動

 前回前々回と、オリジナルアクセサリーブランド「ShiroMuku」のいろいろな“そもそも話し”を綴ってきましたが、
最後の3回目は、「ShiroMuku」の作品はどうやってうまれるか、です。

 自分の作品を自分で評価するのは、客観性に欠けるという意味で少し難しいのですが…、
やはり「日常、どんなタイプのお洋服にも合わせられます♥」的な作風ではないことは自覚しています。そもそも、あまりオールラウンダー的な作風は目指していません(笑)
インパクトという意味での派手さは無くても、やはり装飾性は高くて少しデコラティブ
エレガントで、ときにロマンチックな雰囲気。
普段からずっと一緒にいるというよりは、少し背筋を伸ばして、凛とした気持ちで出かける場所につけていくようなイメージ、を意識しています。
では、デザイン性が高ければそれでいいかというと…絶対にそうではない。これは断言できます。

 例えば、「ShiroMuku」の作品のなかに「Cinderella Story」というシリーズがあります。
これは、ガラスの靴のパーツがアイコンのシリーズですが、単純に“ガラスの靴が可愛いからつけました”というものではないのです。

 私が小さかったころは、「シンデレラ」や「白雪姫」は多くの女の子の憧れ、とみられる一方で、「けっきょく昔話のお姫様は男の人に幸せにしてもらうのよね」なんて、そうした童話を“時代遅れ”と見なす風潮も出てきていました。
ただ、私には、シンデレラが“ただ綺麗で優しかったから王子さまに助けてもらえたラッキーな女の子”には思えなかったのです。
 だって、継母や姉にあんなに意地悪されて、どうしてあそこまで心清らかにいられるのでしょう。それは、シンデレラが悲劇のヒロインに落ちぶれず、小鳥やネズミたちとの友情に支えられ頑張っていたから。
だからフェアリーゴッドマザーも“この子を助けてあげたい”と思って現れたのではないでしょうか。

 シンデレラのひたむきさは、時代や性別を超えてたくさんの人の励ましになってほしい。
なので、「Cinderella Story」シリーズには「頑張るあなたのためのアクセサリー」という副題がついています。

 そうした想い・ストーリーが、すべてのシリーズ、すべての作品にあるのです。
もちろん主役は作品なので、いつもストーリーが前面に出てくるわけではないですが、私がお客様に届けたいのは
「可愛いからガラスの靴のパーツをつけた作品」というものではなく、
「シンデレラから私が感じた気持ちを、ガラスの靴に託した作品」
なのです。

 私の作品は、ほとんどが一点モノです。
それは、サイトに並んでいるのは“商品ではなく作品”という気持ちを大切に、制作をしたいからです(売れるから量産!というスタンスではない、ということですね)。
ただ、一点モノだからといって焦って買うということはしないでいただきたいのです。
私がこれだけの気持ちを込めている作品なら、きっと、その想いを必要としている人に、必要なタイミングで届くと信じています。
それこそが“人の手が一つずつ生み出す作品”の魅力だと思っています。

あなたが必要としている物語(ストーリー)は、なんでしょう?

 と、あれやこれやと書いているうちに全3回にわたるけっこうな分量になっておりました!
でも、本気でやっているからこそ、何か一つ決めるにも作るにも、たくさんたくさん考えて、考えた分だけ想いや言葉が積もっていくのです。
これからも、そうして積もり積もったものができてきたら、またブログに綴っていきたいと思います。
今回も最後までお読みいただいた皆さま、ありがとうございました🍀

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