占い師は人をだます?

星読みbyプリンセス占星術

 先日、実家にいく用事があり、久しぶりに父・母・兄と長く話をしました。
といっても、とくに真面目なムードになるでもなく、雑談を交えながら互いの近況報告などを…。そのとき、ふと私が「友人に占星術をやっている人がいてね…」と言ったのですが…、
どうやら私の家族は
占星術

占い

当たる当たらないで結果が決まるもの

占い師は誰にでも当てはまる都合の良い言葉を使う

みんなに同じようなことを言って、ある意味で人をだましている

というように考えているようでした(笑)
今になって冷静に振り返ってみれば、別にうちの家族に悪意はなかったのでしょうし、ともすれば“占星術=占い”の理屈で、上記のように考える人も多いのかもなぁ、と感じました。

 なので、私が松岡ゆうりさんの鑑定をはじめて受けた「占星術ド素人時代」から、
對馬エリさんのもとで学びはじめた「占星術師見習い時代」までの、自分の占星術に対する気持ちや、占星術というものに対する理解について書いておこうと思いました。

1. 占星術ド素人時代
 私がゆうりさんの鑑定をはじめて受けたのは、昨年夏ころでした。
もともと、星座やギリシャ神話の話しは好きだったので“占星術”というものにも、ほとんどアレルギーはありませんでした(ダメな方はきっと”占”というワードの時点でアレルギーが出てしまうのでしょう…)。
ただ、このときはまだ、以前ブログで書いたような“12星座占いと占星術の違い”などは、はっきり分かっていなかったと思います。
しかし、ゆうりさんから送られてきた鑑定書を見て「これは私が考えているよりもっと奥深いものかも…!」と感じたのです。
もちろん、天体が象徴する事柄や、星座(サイン)ごとのキーワードなどは決まっているので、それらをもとに鑑定の内容は作るのですが…、ゆうりさんの文章のなかには、私がハンドメイド活動をしていることや、一見しただけでは分からない個性(古い付き合いの友人であれば知っているようなパーソナリティ)を秘めていることなど、“私個人に向けて”書いてくれたと思われる部分が随所に見受けられたのです。
そして、鑑定書をもとにしたカウンセリングでも、ゆうりさんはあくまで“私自身”にフォーカスしたアドバイスをしてくれました。
 もともと、とくに欧米では占星術を一つの学問として見る向きがあることは知っていましたが、このゆうりさんの鑑定をきっかけに、
占星術≠占い
鑑定結果≠当たる当たらない

という思いを強く持つとともに、
占星術=天文学・地理学・人文科学・気象学等をもとに体系化された学問
鑑定結果=お客様がより幸せな生き方をするためのヒント

と考えるようになったのです。

2. 占星術師見習い時代
 そしていま、エリさんのもとでより深い学びを追求しているわけですが…、ド素人時代から変わったことといえば“伝える言葉の重要性を知った”ということだと思います。
序盤で書いたように、当たり障りのない表現を使えば、多くの人が納得しやすい文章を書くことはできます。
ですが!!
じつはプリンセス占星術の鑑定ってかなり細かく見ていくので“誰にでも当てはまる内容”に、そもそもならないんですよね(笑)
付け加えれば、プリンセス占星術の講師の皆さんは“鑑定内容が当たること”にフォーカスしていません。むしろ、鑑定を受けた“お客様がどう行動するか”に視点を向けていると感じます。
そして、お客様がよりよい人生を送るためには、どういう表現で伝えたらより行動しやすいのか、心の整理がしやすいのか、そういうことを考えながら作るのが鑑定書なのだ、と気付かされました。

 しかしひとまず、私が占星術の勉強をしていることは、しばらく家族には秘密にしておこうと思いました。
それで家族の関係が崩れるとは思いませんが、私が“私の言葉で家族の信頼を得られるほど、知識と実績をつけてから”伝えればよいのだと、今は気持ちの整理がついているので🍀

 自分が体験した苦しいことや、辛いことや、ときに成功したことは、お客様に指針を届けるときのためにあったのだと思えば、人生に無駄はないってそういうことなのだな、と感じます。

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