「うちの親は毒じゃないのに…」

日々の徒然

ここ数か月、ネイリストさんに足の爪のお手入れをお願いしています。
なかなか足の爪を綺麗に切れず、伸びてきては痛みを感じ…という具合だった私の足指事情も、プロの力によってここ数か月は快適です。

このネイリスト様が、
技術が確かなのはもちろん、お話ししていてとても楽しい方で通い続ける理由の一つでもあるのです。そんなネイリスト様とのお話しのなかで教えていただいたことが印象的だったので、
書き留めておこうかなと思います。

”毒親”という概念と名称が一般化してしばらくたちます。
私の友人知人にも「このご家庭はそうなのだろうな…」という状況の方がちらほらといらっしゃいます。
個人の家庭の事情にまで首を突っ込んで根掘り葉掘り聞きたいという気持ちにはなりませんが、深く話を聞かずとも”親の影響”というのは、子どもの年齢にかかわらず残り続けるものなのだというのは感じます。
それこそ、「時が解決するので成長とともに影響は薄くなりますよ」とか「子どもが自立したらなくなりますよ」なんて言うことはないのだな、と。

で、”わかりやすく毒親”の場合は、むしろ対処法が見つけやすいのです。
ここ数年で親子関係の在り方についての書籍がバンバン出て、親子専門のカウンセラーたちがたくさん看板を掲げるようになりました。
まだまだすべての人を救済するにはいたっていませんが、すくなくとも「成人後も親子関係に深刻な悩みを感じる人々がおり、それは薄情とか未熟とかいうことではなく、適切にケアされるべき問題なのだ」という認知は広まってきたように思うのです。

で、ネイリストさんのお話しで興味深かったのは、
「けして親本人は悪人ではなく、むしろ社会的には良い人や人格者と思われていて、
子どもにキツく当たることもせず、ましてや言葉や暴力での支配などしていないにも関わらず、
子どもにとってものすごい縛りを与えているときがある」
ということ。

例えば、
親の世代の価値観(しっかり勉強して学歴を築き、堅実な会社に就職して安定した収入を得ることが幸せにつながる、的な)を”人生の正解”として示してしまう
外で仕事をバリバリ頑張るお父さんを、専業主婦のお母さんがしっかり支えることがなんやかんや良いバランスを生むという価値観
これらは、それ自体が正解不正解ということはありません。
けれど、それがしっかり上手く回っている家庭で育ち、それ以外の家庭の在り方を示されないで育つことで、”それ以外の在り方”を”自分で考えて見つける”ことがとても難しくなるということは大いにあり得るのです。

今の時代、家族の在り方も仕事の仕方もそれぞれです。
性別問わず、外でバリバリ働きたい人、家庭と仕事を両立させたい人、家庭で家族にしっかり尽くしたい人、様々です。
自分の適性が、親の示してきた適正と違うことなんて当たり前にあること。
けれど、子供のときから刷り込まれた価値観がものすごく強固なとき、それを脱却して自分にとっての最適解を見つけるのは、おそらく大変です。
このとき、親の存在は”あからさまな毒”ではなくでも、その人にとっての”縛り”になる。

「自分はどんな人生を歩みたいか」ということをしっかり考える時間って、作ろうと思わない限りなかなかやってこないもの…。
だから、わかりやすいお手本として一番身近な大人の先輩である親を見るというのは至極当然。
親からの影響が過度な”縛り”ではなく、本人の思考とのバランスがとれていればそれでよい。
けれど、無意識のうちにわかりやすいお手本である親のようであらねば…という想いが自分の人生を縛っていたら…。

私はこの話を聞いたとき、
自分の占星術の鑑定を、こういうことを解消していくために使うことができないだろうか…と考えました。
占星術の鑑定って、本当に多面的な視点で活用できる。本人の資質然り、親子関係然り、向いている仕事然り、本当にいろんなことに対して。
今、私は「鑑定がいろんなことに活用できるよ!」ということはよくわかっています。
次は「具体的に世の中にあるお悩みは何か」にしっかり目を向けていくために、
こういう何気ない会話から生まれる気付きを大事にしたいと思いました。

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