好きなことをやってみるには…

日々の徒然

 この記事を書いているのは4月5日(水)の夜、休職から5日目の夜です。今日はとても大切なお友達と、都内のホテルラウンジでアフタヌーンティをいただいてきました。そして、昨日までは金沢に旅行に行っていました。コロナ感染症の影響もありましたが、新幹線に乗ってゆっくり旅行に行くなんて本当に何年ぶりだったことでしょうか…。

 ここ数日、したいことを自由にやってみています。かなりのびのびすごせていると感じます。ただ、同時に思うのが”この状況は休職という選択をしなくては無理だった”ということです。言い換えれば、平日毎日のように出勤して仕事をしている多くの方々は、自分の心を労わる間もなく過ごしているのでは、と感じるのです。

 もちろん、働くこと、出勤すること、会社・組織に属すこと、それらを否定しているわけではありません。そうした社会人としての立場を理解し、役割をこなせることはとても尊いことだと思います。しかし、私自身がそうした日々の中で心身ともに自分を疲弊させてしまったことを省みると、世の中には日々追われるような気持でいる人は決して少なくないのでは、と感じます。

 ゆっくり休んだらいいよ、息抜きに好きなことをしたらいいよ…、メンタルヘルスケアの重要性が注目されるようになってから、世間ではこうした言葉をかけてくれる人や組織は増えた気がします。でも、言われた本人が休む余裕を持てるか、はまた別問題なんですよね…。少なくとも私はこの休職と状況に至るまでに本当にいろいろなことを考え、悩み、決断しました。それがえらいとか、それをできない人がダメとか言うことではなく、大人が”正しく休む方法”がもっとわかりやすく多くの人に広まっていったら気持ちが楽になる人が増えるのかなと、そう考えさせられた数日間でした。

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