11月20日蠍座新月～“今”の自分は置いていけ～

プリンセス占星術^®師のTanabe Satokoです。
今日は11月20日の蠍座新月についての発信です♥

はじめに…♥

自然科学から派生した学問ともいえる占星術では、天体の“観察”がその基本。
とくに、
地球の衛星であり、とても身近な天体である月の満ち欠けは、占星術においても重要視されるポイントの一つ。

伝統的な占星術では、その時々の星を読む、いわゆる”時期読み”のさいには
「太陽＝国、月＝国民」という意味で読むことが多いのですが、
對馬エリさん提唱のプリンセス占星術^®では
読む人がより”自分事”として読みやすいように
「太陽＝生き方、月＝感情（エゴ）」
として読んでいきます。
そのマインドを心に留めて、新月満月の星読みをお楽しみください♥

11月20日15:46、7ハウスで蠍座の新月を迎えます。

７ハウスが象徴するのは、人間関係・パートナーシップ。
1対1で、正面から向かい合うようなしっかりした絆を表す領域。

蠍座のキーフレーズは「I desire」
奥深く、静かに燃える情熱。
一度決めたらとことん向き合う覚悟と集中力を持ち、表面的なことには満足しません。
本質に迫る力と、芯の強さを内に秘め、言葉にできない心理を探ります。魂でつながる絆を育む探求者。

今回の新月のホロスコープから印象的な部分・大切なポイントを綴っていく前に…
新月満月の星読みで大切なポイントをおさらい🌙

月は幼少期の自分の象徴と言われ、潜在的欲求・エゴとしても解釈されます。
私はすこし言葉をやわらげて”求めるもの・安心できるもの”とも読み取れると考えています。
そして太陽は、人生の目指すべき方向・指標。

🌙新月は、太陽☉と月☽がちょうど重なるタイミング。
目指すべきところと、求めるものとが、一致するタイミング。
なので、新月の星読みでよく聞かれる”お願い事をしましょう♥”は、
”目指す”と”求める”が一致
→エゴが叶いやすくなる
→志を立てる
→お願い事♥というジンクス
とつながっていくのです。

新月満月の星読みにかかわらず、
占星術は当てる・決めつけるというものではなく、
読み解きから見えてきたキーワードをもとに、
・自分の理想を明確にする
・これまでにない気付きを得る
・思考を整理する
そんなことに”使って”ほしいと思っています。

今回の月☽は、蠍座の7ハウス。
“一人だけ”で決めたり、考えたり、動いたりはNG。
蠍座は“自分は無である”の感覚から、「誰かと結びつくことで得たい」と願う性。
ハウスもパートナーシップの7ハウスであることを踏まえても、
誰か、あなたにとって“特に大切で深く結びつく人”とともに歩む覚悟をするとき。

気持ちをさらに前に進ませるためのヒントを、
太陽・月以外の天体の配置とともに見ていきます！

▶木星♃/太陽☉/土星♄/天王星♅：カイト

4ハウスの蟹座♋の木星♃、
7ハウスの蠍座♏の太陽☉、
11ハウスの魚座♓の土星♄で、
複合アスペクト：グランド・トラインを形成しているのですが…
ここでさらに太陽と拮抗する1ハウス牡牛座♉の天王星♅が加わり、
複合アスペクト：カイトが出現。