プリンセス占星術®師のTanabe Satokoです。
今日は12月5日の双子座満月についての発信です♥
はじめに…♥
自然科学から派生した学問ともいえる占星術では、天体の“観察”がその基本。
とくに、
地球の衛星であり、とても身近な天体である月の満ち欠けは、占星術においても重要視されるポイントの一つ。
伝統的な占星術では、その時々の星を読む、いわゆる”時期読み”のさいには
「太陽＝国、月＝国民」という意味で読むことが多いのですが、
對馬エリさん提唱のプリンセス占星術®では
読む人がより”自分事”として読みやすいように
「太陽＝生き方、月＝感情（エゴ）」
として読んでいきます。
そのマインドを心に留めて、新月満月の星読みをお楽しみください♥
12月5日8:13、6ハウスで双子座の満月を迎えます。
6ハウスが象徴するのは、健康・労働・日常生活。
双子座のキーフレーズは「I think」
軽やかで好奇心旺盛！
情報をキャッチするアンテナが高く、話題も豊富でいつも刺激に満ちています。
フットワーク軽く変化に強い、しなやかな頭脳派。
その場に応じた柔軟さで、風のように自由に世界を渡るコミュニケーター！
今回の満月のホロスコープから印象的な部分・大切なポイントを綴っていく前に…
新月満月の星読みで大切なポイントをおさらい🌙
月は幼少期の自分の象徴と言われ、潜在的欲求・エゴとしても解釈されます。
私はすこし言葉をやわらげて”求めるもの・安心できるもの”とも読み取れると考えています。
そして太陽は、人生の目指すべき方向・指標。
🌕満月は、月☽と太陽☉が180度で向かい合うタイミングで、
占星術の用語ではオポジションと呼ばれ、”拮抗”を意味する配置です。
満月は月が真ん丸に満ち満ちて十分に満たされれている状態。
なので…、
太陽☉の”人生の指針”をしっかり見つめるために、
拮抗している月☽、すでに満たされて大きくなっている月は、
感謝・振り返り・見直しなどの気持ちを込めて、月の”エゴ・欲求”を手放していくとき。
新月満月の星読みにかかわらず、
占星術の読み解きは当てる・決めつけるというものではなく、
読み解きから見えてきたキーワードをもとに、
・自分のこれまでをふりかえる
・視野を広げる
・思考を整理する
そんなことに”使って”ほしいと思っています。
今回の月☽は、双子座♊の6ハウス。
双子座は考えながら話し、話しながら考える、もっと言えば、考える前に話し出すような個性。
これが悪い方へ転んでしまうと、“口先だけ”や“やるやる詐欺”のようになりがち。
頭の回転の速さはずば抜けていますが、好奇心の旺盛さは飽き性にもつながりやすい…。
６ハウスのあらわす健康・労働・日常生活とは、
あなたが果たしていく“つとめ”を示します。
健康を管理するのも、
仕事をするのも、
日々の生活をこなしていくのも、
大人であるあなたが果たしていく“つとめ”。
６ハウス双子座満月では、
「口先だけで行動が伴わない」と、ならないようにしていくことが大切。
月と拮抗する太陽☉は、射手座♐で12ハウスに。
日常に忙殺されそうになったり、
日々の坦々とした流れの中で、
つい現実にのまれてしまう気持ち、わかります。
けれど、あなたの心の奥に秘められた“本当に志していきたいこと”に、
きちんと光を当ててみてください。
月☽と太陽☉が180度で拮抗する満月では、
太陽と月それぞれが象徴する事柄について、気持ちの拮抗・葛藤を感じやすいとき。
そんな葛藤から抜け出すときのヒントを、他の天体たちの配置から見ていきます♥
▶太陽☉・月☽・ドラゴンヘッド☊：Tスクエア
6ハウス双子座♊の月☽と、
12ハウス射手座♐の太陽☉が
180度で向かい合うところ、それぞれに90度のスクエアで手痛い横やりを入れているのは…
2ハウスの魚座♓ドラゴンヘッド☊！
ドラゴンヘッド☊は天体ではないのですが、
ネイタルチャート(その人の生まれ持ったホロスコープ)で読むときは、
今生の課題、勇気をもって飛び込む扉、などその人の人生で取り組んでいく課題というように読んでいきます。
魚座♓はスピリチュアルな感覚が鋭く、流れに身を任せるように相手や周りに身をゆだねていくのが得意。
2ハウスは、あなた自身が“持っているもの”をあらわす領域。“持っている”のは、何もお金や物質だけじゃなくスキルや才能だってあなたの財産。
今、自分の何を活かして、どんな志を遂げたいのか、
口だけじゃなくて本気になって飛び込むとき。
何かに飛び込むのって、最初は怖い。
でも、魚座のドラゴンヘッドが教えてくれているのは“理屈抜きに信じぬく”こと。
▶1ハウス水瓶座♒冥王星♇ ＆ 5ハウス牡牛座♉天王星♅
1ハウスの水瓶座♒冥王星♇と、
5ハウスの牡牛座♉天王星♅が120度とラインの調和関係に。
冥王星と天王星は、ともに“変えていくこと”が、共通項目。
天王星は改革・革新のシンボルで、OSをアップデートしていくようなイメージで、
冥王星は破壊と再生のシンボルで、一度０ベースにしてそこから全く新しくはじめる、
というニュアンスの違いはあるけれど…
１ハウスが示す今のあなた自身も、
５ハウスが示す今のあなたが思う“好き”や“心地良い”も、
一度見直しが必要です。
冥王星がいる水瓶座は個性重視の改革派、天王星のいる牡牛座は安定志向の堅実派と、
全く個性の異なる２星座だけど、
共通項はともに“不動宮”の星座であること。
つまり…こだわりが強い！！
ひとつ前の蠍座新月のブログでも、
この“今のこだわりを塗り替えていく”ことが重要なポイントと書いたのですが、
2026年を目前に控え、
星が何度も「あなた自身をアップデートして！」と言ってきているような印象です。
太陽がいる12ハウスは、自分ではなかなか気がつけない潜在意識を象徴する領域。
太陽を目指し、輝かせるには、潜在意識にしっかりフォーカスしていくことが大切。
そのために、まずは“今の自分”をきちんと見つめて書き換えていくことが必要。
何かに迷ったり、行き詰まったときのヒントにしてみてくださいね！
今回の満月の星読み、
大切なポイントを一言でいうと…
「潜在意識まで、しっかりアップデート」です♥
ぜひ、素敵な満月の夜をおすごしくださいね♥
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