続・金具ひとつにかける情熱

ハンドメイド活動

 前回の記事では、キーホルダー金具の付け外しのしやすさを、動作にかかる所要時間で比べよう!という内容を書かせていただきました。

 しかし、実際に付け外しをしてみて、動作にかかる時間を比べるだけではわからないこと、が見えてきたように思い、使いやすいキーホルダー金具第2弾の記事を書いております。
実際に気になった点について、順番にまとめていきたいと思います。

前回のブログに掲載した金具の付け外しにかかった所要時間一覧

1. 外すときに必要な力
今回選んだ5種類のうちC・D・Eは、外すときに「けっこう力がいるな」と感じました。
もちろん、外すのに力がいる⁼=外れにくい、とも言えるかもしれませんが、ちいさな子供でも難なくつけられるか?を考えると…やや疑問が残ります。
2. 外すときのひっかかり
とくにデザイン性が高いDとEでは、金具を外すときに留めつけている側の金具の位置を工夫しないとすんなり外せない、ということがありました。
3. 片手でも使える?
上記の2つをふまえると、C・D・Eなどは片手では付け外しが難しいだろうな、と予想できます。きっと、この記事を見ている方の多くは、両手を不自由なく使えるでしょう。
では、「大体の人が使えるならそれでいいんじゃない?別に片手が不自由な人に買ってもらうことなんて想定してないから」と考えてしまっていのでしょうか。
4. 目が見えなくても使える?
今回使った金具のなかで、AとBは片手でも付け外しが比較的かんたんにできる金具だと感じました。
でも、またここで一つ疑問が…。
それは、目をつぶっていても付け外しできるか?ということです。
Aは、指をひっかける部分があるので、これを頼りに付け外しができます。しかし、Bの金具は左右対称で表面も、つるっとしているので、指先の感覚にかなり集中しないと視覚をさえぎられた状態での付け外しは難しいだろうな、と感じました。
「目が不自由な人は最初から飾りでキーホルダーなんか付けないでしょ?だって見えないんだから」
これも、そう考えていいのでしょうか?

 この一連の検証をとおして、金具の選び方について、少し考えを改めました。
ベースとして多くの人が使いやすいもの(今回の結果でいえばA)を使おう。
でも、他の金具を求める人のためには、他の金具も選べるようにしよう。
そう考えがまとまりました。

 長々と書いてきましたが、やっていることはすごく地味ですし、着地点だってものすごくシンプルです。
でも、一度自分でやるのとやらないのとでは、その事柄への解像度がまったく違ってくると思うのです。
そうした地味で、目には見えない下地の強さが、自分のモノ作りを支えてくれるのだと思います。

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コメント

  1. […]  前回、前々回のブログをお読みになった方々は、私がキーホルダー金具の選定について、ああだこうだ言いながらあれこれやっていた地味な過程をご存知かと…。なかなかに地味な記事でしたが、最後までお読みいただいた方々、ありがとうございます。 […]

  2. […]  直近の記事で、キーホルダー金具の使いやすさ検証をしましたが、金具のレパートリーを増やして、お客様の選択肢を増やしていきたいな、と考えていたので、今回はキーホルダー金具の収納用として購入しました。「金具ひとつにかける情熱!」「続・金具ひとつにかける情熱」「金具一つにかける情熱~終わりに…~」 […]

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