作品紹介～新シリーズ「Sirius」～

　今日はハンドメイド活動のご紹介。

　私のオリジナルブランド「ShiroMuku」は、作品ごとに“テーマ”を設定しています。
たとえば、
花をモチーフにした作品たちには、“お客様がご自身に花束を贈るような気持で身につけてほしい”という気持ちを込めて「フラワーブーケのアクセサリー～自分に優しさをあげるアクセサリー～」というテーマ名を。
ハートの形を取り入れた作品には、“誰かを大切に想う気持ちを素直に持ち続けてほしい”という想いから「With a Heart ～愛に素直になるアクセサリー～」というように、
テーマというのはいわば、作品のコンセプトのようなものです。

　その作品をどういう気持ちで作って、なにをお客様に届けたいのか、ということを自分でも明確にしておきたい。
なので、作品を作るうえで私にとってテーマはかなり重要なポイントです。

　そして今回、新しいテーマと作品をデビューさせることにしました。
それが「Sirius(シリウス)」です。

　先日、勉強を続けていた占星術でディプロマをいただいたことを、ブログでもご報告させていただきました。
占星術について、これまでいろいろと書かせていただいてきたのですが、学んでいくなかでなによりよかったのは、自分で考えて答えをみつけ、進む方向を見定める力をつけられたことです。
なにかに迷ったとき、こういう考え方もあるな、これが自分の強みだな、というようなたくさんのヒントを与えてくれるのが私にとっての星読みです（○○だからこうしなさい、みたいな俗にいう“占い”のイメージとはだいぶ違うことに、最初は私自身も驚きました）。

　なので、そんな占星術を学んだ私が、「ShiroMuku」というブランドを応援してくれる人へ、次にどんな作品を届けたいか考えたとき、思い浮かんだのが“誰かの道標(みちしるべ)になってくれる作品”でした。

　シリウスは、おおいぬ座を構成する星のひとつで、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星です。和名は青星や大星(明るく輝くことから)ですが、世界各国で50以上の呼び名があるといわれています。その輝きは夜空のなかでもひときわ目立ち、あまりに燦燦とした輝きはときに禍の星と見なされることもありました。
しかし、見間違うことのないほどの輝きで、シリウスは船乗りたちが方角を見定める目印にもなっていました。そう、目印、航海の道しるべ、進む方向を見定める指針。

　「ShiroMuku」にはもともと、
輝く天体をモチーフにした「星月夜のアクセサリー～星に夢見るアクセサリー～」シリーズと、西洋の結婚式の伝統“Something Blue”からインスピレーションを受けた「Something Blue ～幸せを願うアクセサリー～」というシリーズがあります。
なので「Sirius」は、その二つを掛け合わせたような、天体×青のデザインのシリーズです。

　デザインが自分の納得できるものであることは大前提。
そのうえで、お客様が作品をお迎えする意味を、きちんと作り上げていきたいと思っています。
作品をつけたとき、その人の目の前に道が開けていくような気持ちになる…。「Sirius」シリーズは、そんな作品に育てていきたいと思います。

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