六本木ミュージアムで開催中の企画展「MISS DIOR」へ行ってきました。
今回は、Diorというブランドの膨大すぎる履歴のなかで、香水の名品「Miss Dior」にフォーカスした展示になっていました。
実際に「Miss Dior」の調香に取り入れられている香りが漂うブースがあったり、展示品との距離感が絶妙だったり、あきさせない工夫が随所にあふれた展示でした。
ここ数年、高級ブランドの歴史やデザイナーの経歴について取り上げた企画展が各所で開催されています。
(ついこの前のティファニーワンダー展もその一つ)
歴代ならびに特別仕様の「Miss Dior」のボトルの展示は、とてもロマンチックな気持ちになりましたし、
デザイン画の展示スペースのあとに実物のドレスが飾られていたのも嬉しい驚きでした。
「ブランド品はどうしてあんなに高いの?」
きっと皆さん一度は気になったことがあることでしょう。
高給メゾンについての展覧会では、その“どうして”の根拠がたくさん発見できると思います。
もちろん、私自身もプチプラ品のお世話になっています。
どちらがいいとか悪いとか、そういうことではないと思います。
ただ、その価格の理由を知って、その商品の背景まで知ったうえで選択することは大切だと思います。
たくさんの人が手に取りやすい価格を実現する裏には、それだけの企業努力が必要です。
高額を払ってもいい!と思わせる製品を作るのにも、同じく並々ならぬ企業努力があるでしょう。
そうしたことを知ることで、人の価値観は幅広く豊かになっていくと感じます。
そうやってきちんと見定めて商品を選ぶことは、きっと後悔しない素敵な買い物になると思います。
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