“なんか違う”の感覚が教えてくれること

日々の徒然

今日はちょっと、日々の徒然。

”第一印象の大切さ”は、さまざまな場面で語られるテーマの一つです。
就活や婚活などの自己アピールの場や、
対人関係の悩み、
印象を良くして自信を持ちたいといった願望、
などなど。

そして、第一印象についてよく聞くのが
「第一印象が良くない相手とは、人間的な相性も良くない」
という説。
ときに「第一印象がすべて!」といった極端な言葉も聞きますが、
実はそれに「ちょっと待って」と言いたくなる場面もあるのです。

たとえば、
「第一印象は最悪だったのに、なぜか付き合って結婚までしちゃった!」
という話も結構あったりするもの。
それとは対照的に
「第一印象は特に悪くないと思ったけど、なんか違和感があって…」と思っていたら付き合っていくうちに、やっぱり良くない結果になった、という話もよく聞きます。

第一印象が最悪だったり違和感があったり…
片や結婚まで辿りつくご縁になり、片や決別をむかえる。
この違いは何なのか…。

この違いを見極めるとき、
個人的におすすめしたいポイント
「嫌だと感じたことを言語化できるかできないか」
です。

”言語化できる嫌”は、例えば…
・愛想が無い
・服のセンスがダサい
・態度が横柄に感じた
など。
こうした言語化できる嫌って、ことによっては改善がの余地があります。
なぜなら、言葉にできることって原因や対処法、改善策がわかるから。

・愛想が無い
→この人は、誰彼構わず笑顔でいるのは軽薄と感じているのかもしれない。
・服のセンスがダサい
→今まで気にしなかっただけで、きっかけがあれば身だしなみに気を遣うかもしれない。
・態度が横柄
→昔気質の頑固おやじタイプで、実は面倒見の良い一面もあった。
など。

なので、「もう少し相手を知ってから判断しても良いかも」と考えてもいいし、
「やっぱり違う」と思ったら、それはそれ。

ただし、
「上手く言葉にはできないし、表面上はおかしいことは無いんだけど、
でもなんか違和感を覚える…」

といったマイナス感情、
それは、あなたの記憶や経験や感覚や、総動員して危機を察知し、訴えているサイン。

「あのときの違和感、やっぱり正しかった…」
そんなふうに思った経験、ありませんか?

その相手がけして”悪人”ではなかったとしても、
”あなたという人とは合わない”可能性が高い。

なので、善人や悪人といった尺度ではなく、そもそも”ご縁が無い人”と思って、
そっと距離をとるのが得策なのかもしれません。

悪人を見抜くのではなく、あなたにとってご縁の無い人との関りを避ける。

悪人は、いうなれば”言語化できる嫌”です。
・私に嫌な態度をとった。
・周りに嫌な態度をとっているように思う。
・考え方が違いすぎて共感できない。
これは別の言い方をすれば価値観の違い。

善悪は、その人の価値観や常識と見なしているものによって、千差万別。
誰かにとって大切な人が、誰かにとっては嫌な相手だったり、その逆もまた然り。
価値観の違いを認めつつ共存するか、
価値観の違いを超えるのはやはり難しいとするか、
選択の余地があるのです。

でもご縁の無い人というのは、
そういう善悪ではくくれないもの。

ときに、
人間関係には”攻撃や加害になる前に離れる”という尊重の仕方があるのだと、
そうした選択肢があることも、心の片隅に置いておけたらいいですね。

~*~*~*~*~*~

仕事の告知・ご案内だけでなく、日々の気付きやささやかな出来事まで、
さまざまに書き綴っているこちらのブログ🍀
ほかの記事もぜひ目をとおしてみてください。

ハンドメイドと占星術について、noteでも発信をしていきます。
仕事としてのハンドメイド、仕事としての占星術について、より丁寧に綴っていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました