私の父は、
世代的なものもあるのか、SNSにはまったく興味がなくて、
SNSで今なにが話題になっているかもほとんど知りません。
先日、少し実家に立ち寄ったとき、
「飲食店で“ごちそうさま”や“ありがとう”を言うかどうか」が
SNSでたびたび議論になるという話をしました。
「言う派」の多くは、
・マナーや礼儀として当然
という考えを持ち、
「言わない派」には、
・お金を払っているから言う必要はない
・店員さんが忙しそうで、届かないから言わない
・そもそも気恥ずかしい
など、さまざまな理由があるようだと、そんなことを伝えたときのこと。
父がふと、こんなふうに言いました。
「なんというか、食事を出してもらうって、ごく当たり前にありがたいことだろう。
それに対してお礼を言うのに、深い理由や理屈なんていらないのじゃないかな?
“ごちそうさま”とか“ありがとう”って、理由がなくても自然と出てくるもので、
それを言うか言わないかで争うこと自体、ちょっとさみしく感じるな。」
感謝に理由はいらない。
マナーとか、礼儀とか、
そうした言葉を意識する前に、
自然と湧いて、自然と口にしてしまう…
それが本当の意味での「ありがとう」「ごちそうさま」なのかもしれません。
私たちはつい(特にお店という場では)、
「ごちそうさま」や「ありがとう」を、
“誰か(お店の人)に伝えるための言葉”として捉えがちです。
しかし、
父の考えは「相手に届くかどうか以前に、自分がどう在りたいか」という
自身の在り方の視点だと感じました。
言葉が聞こえているかどうかではなく、
届くかどうかでもなく、
返事があるかどうかでもなく、
「自分はありがたいと思ったから、そうした」という、
その姿勢が静かに深く、あたたかな感じがしました。
ふと、
この人に育ててもらえたことが、
たぶんすごく“ありがたいこと”だったのだなと…
その理由は、うまく言葉にできないけれど、そんなふうに思ったのでした。
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