四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
いきなり白ではなく、茶色や灰色のお話しですが…
江戸時代、幕府はいわゆる奢侈禁止の一つとして、武士や町人が着用する衣服の素材や色に対して、華美でないものにするよう定めました。
そんななかでも、人々は茶色や灰色などの一見地味な色にも様々なバリエーションを生みだし、おしゃれを楽しみました。
厳密に48色のブラウンに100色のグレーがあった、というよりは、日本の色彩の多様性をあらわす言葉として現代にも伝わっている言葉です。
私のブランド「ShiroMuku」の作品も、けしてカラフルな華やかさはありません。
作品はほとんど白・シルバー・ゴールド、たまに補助色としてブルーを使いますが、本当にごく限られた色彩で構成しています。
でも、某モデルさんの「白って200色あんねん」の言葉のとおり、白にも様々なバリエーションがあります。
そして、たとえ同じ作品でも、誰が付けるかによって表情がガラリと変わります。
昨今、パーソナルカラーの概念がだいぶ浸透したので、同じ白でも“自分をより魅力的にする白はひとそれぞれ違う”という理解をしている人も増えましたね。
私の作品も、そんな面白さを見出だしてもらえたら幸いです
この写真の作品は、ご注文を受けてから製作する受注生産完全一点モノの作品です。
そして、まるでフローリストが感性のままに花束を作っていくように、そのときの私の感覚で世界に1点の作品をおつくりしています。
「白一色の世界のなかにあなただけの色を見つけてほしい、それを花束のように届けたい」
そんな気持ちから生まれた、「⁑*あなただけのブーケ耳飾り*⁑」というシリーズです。
こちらはデザインフェスタ58にも数点お持ちいたします。
金具がゴールドなのかシルバーなのか…それだけで雰囲気がかなり変わります。
そうした面白さも、じかに見てもらえたら幸せです。
ぜひ、あなただけの白に出会ってください🍀
ちなみに…
こうした“色”のことが好きであればぜひご紹介したい本が、↓のこちら。
かなり“色好きさん”のあいだでは有名な本なのでご存知のかたもいるかもしれませんね。それこそ、何回も改訂を繰り返して出版されるほどの人気です。
日本の伝統色の名前や、その由来についてまとめた「新版 日本の伝統色 その色名と色調」と、
おもに平安時代の貴族階級の女性の衣装である十二単衣の配色についてまとめられた「かさねの色目 平安の配彩美」(どちらも著:長崎盛輝)。
ふとしたときに手に取って眺めるのが楽しい2冊です。
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