与えて、与えられ、渡して、受けとって。

日々の徒然

今日は…
皆さん気になるお金の話し。
でも、今日の話しの本質は“心の話し”かなぁとも思っています。

先日、プリンセス占星術®創始者對馬エリ様に、なんとFortune Signalの鑑定をお願いし(もちろん占星術師としての勉強でもある!)、セッションの時間をとっていただきました。

そのときのことを、私の紹介含めエリさんがSNSに投稿してくださったのですが…
以下、エリさんの投稿↓

エリさん、こちらこそ本当にありがとうございました♥

で、どうして私がエリさんにお食事の支払いやお祝いをさせていただいたか…
そのことを少し深堀りします。

まず、エリさんの鑑定料の内訳を考えてみてください。
1に、鑑定に要する時間に対するお金、です。
エリさんは現在、鑑定の第一線からは退かれ、他の業務をいくつも抱えているのは想像に難くありません。その多忙ななかで、鑑定に時間を割いてくれたのです。
2に、セッションにかかる費用。
プリンセス占星術®の鑑定のセッションはおおむね1時間程度ですが、エリさんが1時間ぴったりで切り上げることは、まずありません。しかもこれだけ鑑定実績のある方のセッションが、時給に換算し1000円!なんてことは絶対にないはず。2時間の時給に換算して…と、そうしたお金が加わります。
3に、Fortune Signalには冊子の鑑定書がつくので、その印刷代および発注の手間賃、です。
ここまでが、鑑定で必ずかかってくる手間や金額。

加えて…
今回のセッションは私の希望で対面、ランチをご一緒させていただきながらとなりました。
今はZoomでもセッションはできる時代。
そこをあえて、わざわざご足労をいただいたことでかかってくる時間とお金があるのです。

もちろん個人個人の価値観はあると思いますが、
いくら鑑定料を支払っているとはいえ、エリさんが私に対してかけてくれた労力を思えば、通常の鑑定料金だけではまるで足りないと感じるのです。
だからこそ、食事代を支払うことや、お祝いをお渡しすることで、こちらが受け取った分に見合うだけの対価をお返ししたい、と思うのです。
見方を変えたら、私が自分の心を納得させるためにしている、のかもしれませんね。

そもそも、日本語の“おごる”というのは、相手との間に上下があり、上のものから下のものに対して用いる表現です。
エリさんは、対人関係では上下といった堅苦しさを感じさせない人ですし、講座生のことも“ビジネスパートナー” として扱ってくれる寛容さがあります。
でも、私にとってエリさんはやっぱり、見上げるような、尊敬する人。
だから、私がエリさんの食事代を払うのは、むしろこちらがおごらせて“いただいている”のですよね。
そう思えてはじめて、つり合いが取れる気がするのです。

何でもが払ったもん勝ち!とは思いません。
でも、支払う金額の意味を考え、
その金額で自分が何を受け取っているのかを考え
そうしてお金と丁寧に向き合うと、
目の前にいる人に対しても丁寧に向き合える
気がするのです。

【追記】
エリさんの投稿で出てきた“華僑”というキーワード、これは
中国大陸本土・台湾・香港・マカオ以外の国家・地域に移住しながらも、中国の国籍を持つ漢民族(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
を差すそうです。
中華系の方々のビジネスセンスは、現在の社会を見渡してもないがしろにできないところがありますよね。

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