知りたい!のその先に…「占星術は学問です!」

星読みbyプリンセス占星術

今日のブログは、プリンセス占星術®仲間である松岡ゆうりさんのブログからヒントをいただき書かせていただきます♥
ゆうりちゃん、いつもブログ楽しみにしています!

で、ゆうりちゃんのブログに出てくるのですよね、
ホロスコープ鑑定を“受けたことも無い”のに説明も聞かず
「どうせ女性が受けるもの」
「どうせ他の占いと一緒」
という固定観念ガチガチの決めつけマン
が!!(笑)

今日は、この方(私は直接存じ上げないのですが…)や、この方に近しい気持ちを持ている方に“待った!!”をかけるつもりで綴っていきます。

そもそも、上記の方は占星術を“占い”と思っているようですが…
ごめんなさい、もうそこから認識違いです!!

もちろん“占星術”を扱う人のなかにもいろんな人がいますが、私たちプリンセス占星術®師は、とりわけ“占星術≠占い”の考えをきちんと打ち出しています。
占いという言葉を辞書で引くと、
占い:うらなうこと。人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること。※1
と出てくるのですが…
私たち「あなたの将来こうなるから」とか「これこれしないと不幸になる」「こうすれば幸せになる」なんて伝え方はしません!
確かに、占星術のホロスコープって、いろいろなことが読み解けるし、その人のパーソナリティの傾向や、物事の成り行き方向性なんかも読めます。
でも!!
あくまで主体は占星術師の「~しろ」という言葉ではなく、それを受け取る“お客様の気持ち”なんです。だから“占い”という表現を使わない。お客様の自主性を大事に考えるから。
私たちはあくまで、お客様の気持ちを導くための指針として占星術・ホロスコープを使っているんです。

で、さらにそもそもなんですが…
占星術は古代バビロニアの時代に起源をもち、ギリシャ・ローマ文化のなかで現在に引き継がれる基本的な体系が整ったといわれています。
バビロニアの文明※2は、現在私たちが時を読むときに使っている60進法や、“円は360度である”という定義を作ったともいわれているんです。
そして、そんなバビロニアの人々は“古代人”という言葉からは想像できないほど、高度な観測技術を用い、天体観測をしていました。
天体観測・天文学は、自然科学の一つです。
自然科学とは、この世界のいろいろな現象を観察し一般的な規則を導き出す学問です。
昔は今ほど科学・化学技術が発展していませんから、いろんなことが自然のなりゆき頼みです。
なので人々は、太陽の動きを観察して時間の流れを認識し、
東の空に太陽が昇れば一日のはじまり、明るいうちは狩りを続け、日が西に傾くと家に帰る。
季節のながれも生活に影響を与えるので、冬は狩りの獲物が少ない、秋には川に魚がのぼってくる、夏~秋は果実や木の実がとれることを、観察をとおして学び、知っていくのです。
当然、冬の寒さや夏の暑さは、太陽の高度と関係があることに気づいていたでしょう。
農作がはじまれば、いつ種をまき、水や肥料を与え、収穫するかなどは、収穫量に大きく影響しますから、天体観測をはじめ、自然のなかでのさまざまな事象の観察がより重要になってくるのです。

ちょっと話は変わって、
私が学生のとき「ハリーポッター」や「鋼の錬金術師」といった作品から“錬金術”が注目され、今は漫画「呪術廻戦」や大河ドラマ「光る君へ」などの影響で“陰陽師・陰陽道”に注目が集まっている、と聞きます。
日本では、占星術に限らず、こうした術・学問がしばしばフィクションの世界で取り入れられ、カジュアルな印象で親しまれることがあります。
これらの作品のなかでは、登場人物たちが特殊な力を持っているように描かれがちなので、そうした“○○術・道”にも、少し変わった、オカルト的、スピリチュアル的な印象を持つ人もいるのかもしれません。
が!!
占星術も、錬金術も、陰陽道も、別にそれらに携わっていた人たちって魔法使いでも、特殊能力者でもなんでもないんです。
占星術は先に書いた通り天文学・自然科学ですし、錬金術は今でいう物理学・化学です。
陰陽道は、平安時代に陰陽寮という役所がおかれ、そこでは天文・暦数など(今でいうカレンダー作り)が行われていました。

もはや、生活の一部、ひいては文明の叡智なんです。
占い~とか、スピリチュアル~とか、言ってる場合でないくらい、生活・政治に関わる超重要事項!

そして、
そもそもなんでそんなことを人間がはじめたのか…と考えたら、
生活をよくしたい!ともう一つ、“この世界の成り立ちを知りたい”という気持ちだったんじゃないかな、という気がするんです(あくまで私個人の感覚ですが🍀)。
純粋な興味、好奇心、知的欲求。

少し前のブログで、作家小川洋子さんと、数学者藤原正彦先生の対談をまとめた「世にも美しい数学入門」という本を紹介したのですが、数学者の藤原先生はおっしゃっているんです。
天才数学者を生み出す3つの条件は…
一つに、神に対してでも、自然に対してでも、ひざまずく心を持っていること
二つに、その人のまわり(特に生育環境)に美の存在があること
最後に、精神性を尊ぶということ

であると。

自分のまわりにあふれる自然の美しい営みのなかに、不思議で大いなる力を感じ、なんとかしてその神秘を知りたい・解き明かしたいと思う天才たちによって、こうした学問は発展したように感じさせられたのです。

もう、この藤原先生の記述を読んだときに、
占星術の成り立ちを知らずして、
この宇宙や自然界にあふれる美しさに目もくれず、
その自然の美しさのなかに隠れた数字・数式で読みとく美しさの秘密を“非科学的”といって切り捨てる心の、
なぁーんて貧しいことでしょう!
と。(今回はバッサリ切ります)

私の母は、JAXA(宇宙開発事業団のころから)で人工衛星に関する仕事を長年しており、大学も物理学部という、俗にいう“バリバリの理系”。会話も思考もいつも論理的で、これだけ聞くと占星術なんて全く興味を示さなそうですが…
私が小学生のとき、十二星座の話しをしてくれたのを覚えています。
母は、学生時代は文学少女で、ギリシャ神話なんかも読んでいたようで、当然歴史も好き。そんないろいろな知識がかけ合わされて、おそらく知っていたのだと思います。
“なぜ占星術が生まれたのか”を。
だから、占星術=占い=非科学的ででたらめなもの、とは思わず「こういうものがあるんだよ」と私たち兄弟に話すことが出来たのでしょう。

世の中には、“占星術”と名のつくサービスがたくさんあって、
その中の一部には、正直、私たちも首をかしげたくなるものもあります。
“占”とつくものはすべて受け付けない!そんな人がいることもわかります。
けれど、受け付けない!と判断するのは、知ってからでも遅くはないはずです。
知らないけど、見たことないけど、やったことないけど、そんなの無意味・無価値。
そう判断してしまうことは、人生の幅を狭める、とても、もったいないこと
だと思います。

あなたの人生の幅を決めるのは、あなたの心次第ですよ🍀

※1.Goo事典,占い,https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%8D%A0%E3%81%84/
※2.https://mathematica.site/web-mag/astronomy1/a1-1/

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