人生初などと大げさな表現を使いましたが、何ということもない推し活です。そう、痛バッグ(オタバッグ)を作ったのです。
痛バッグ(別名オタバッグ)とは、アニメキャラクターのグッズでデコレーションされたバッグのことです。痛バッグという名称は知らなくても、街でそういう鞄を持っている人見たなぁ、という方は多いのではないでしょうか。
今回は、「美少女戦士セーラームーン30周年プロジェクト」の締めくくり、劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」観劇記念として、どこに需要があるか全くわかりませんが、私の痛バッグ制作記録を綴りたいと思います。
映画鑑賞記念という理由の他に、もともと、お気に入りのアクセサリーや本やグッズ類は、できるだけ”見えるように”飾っておくのが好きでした。そして、戸棚や引き出しのなかに入れていて、なかなか見られないグッズを、せっかくならきちんと見えるようにしたい!とも思っていました。
また、今までは普段の外出ではキャラクターグッズを身につける、ということがなかったのですが”せっかくだしもっと自分の好きを外に出したい”という気持ちから、思い切って作ってみることにしたのです。
土台として使用したバッグが↓の画像の商品です。
痛バッグしか用途がないのではもったいないので、別の用途でも使いやすいポイントを押さえた商品を探しました。
・A4サイズ以上(映画のパンフレット購入を前提に)
・一泊旅行の荷物程度が収まりそうなもの
・飾りの取り外しが簡単にできるもの(普段使いにすぐシフトできるもの)
・軽くて持ち手部分が平らなもの(たくさん荷物を入れたときの負担軽減を重視)
上記の理想を全て叶えてくれそうなのが、WEGOのレースアップトートバッグSサイズだったので、今回はこちらを購入。Lサイズもあるようですが、Sサイズでも収納力は十分だと感じました。
このバッグ、飾りをつける土台がバッグから取り外せてデコレーションがしやすいことと、デコレーションの上に目隠し用の布をかぶせることで、すぐに普通のバッグにシフトチェンジできるのが使いやすいポイントです。
ただ…正直横についている大きめのリボンは好みではないので(デザイナーさんごめんなさい)、外させていただきました…。
ばらばらしていた小物たちを土台につけ、少し空いたスペースには自分の作品も付けさせていただきました。
公式のグッズとご一緒するのは恐れ多いかと思ったのですが、ここは遠慮せずに自分の好きなもので埋め尽くさせていただきました!
おこがましいかと思いつつ…でも全部愛を込めて作ったものなので‼
最終的に完成したら…こんな感じに仕上がりました♥
自己満足がふんだんに盛り込まれたバッグの完成です♥
完成してすぐは、「これで外に出たら恥ずかしくなるかも…」と正直ドキドキしていたのですが…いざ、街に出て飾り隠しのカバーを外すと、自然とすごく楽しくなったのは自分でもとても意外でした!(池袋という街の懐の深さでしょうか)
そして、このバッグが使ってみるとすごく優秀!
たくさん荷物をもって遠征(?)に行くオタクたちのために、形も重さも、すごく使いやすく考えられているのだな、と感心しました。飾りを外したら、ほかの用途でも活躍してくれそうです。
自作の二次創作アクセサリーですべてデコレーションする、なんていうのもやってみたいですね
まさか、自分が30代も半ばにして痛バッグなどを作るとは夢にも思っておりませんでしたが、やってみると本当に楽しかったです。
これをもって服屋さんに入ったところ、おそらく20代くらいの店員さんにバッグをすごくほめていただきました。その方は、セーラームーンリアル世代でないけれど、セーラームーンが好きで明日映画を観に行く、とおっしゃっていました。
こうやって、その作品を好きになった人たちがいろいろな所で、いろいろな方法で“好き”をアピールしていくことで、その作品がさらに注目を集め、発展していくのだと思います。
もし、人目や、年齢や、社会のイメージにとらわれて“好き”を我慢している人がいるとしたら、声を大にして言いたいのです。
「好きはアピールしたもの勝ちですよ」と♥
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