9月8日魚座満月~受け取り・廻らせ、自分を磨く~

星読みbyプリンセス占星術

プリンセス占星術®師のTanabe Satokoです。
今日は9月8日の魚座満月についての発信です♥

はじめに…♥

自然科学から派生した学問ともいえる占星術では、天体の“観察”がその基本。
とくに、
地球の衛星であり、とても身近な天体である月の満ち欠けは、占星術においても重要視されるポイントの一つ。

伝統的な占星術では、その時々の星を読む、いわゆる”時期読み”のさいには
「太陽=国、月=国民」という意味で読むことが多いのですが、
對馬エリさん提唱のプリンセス占星術®では
読む人がより”自分事”として読みやすいように
「太陽=生き方、月=感情(エゴ)」
として読んでいきます。
そのマインドを心に留めて、新月満月の星読みをお楽しみください♥

9月8日03:08、8ハウスで魚座の満月を迎えます。

8ハウスが象徴するのは、相手の価値観、遺産、など。
相手と深く結びつくことで受け取るもの、というように表現されることもありますが、
私は人的に”継承の部屋”とよんでいます。

魚座のキーフレーズは「I Believe」
魚座は感受性豊かなロマンチスト。
目に見えないものを感じとる力があり、想像力と共感力にあふれています。
現実をやさしく包み込むような、夢と癒しの空気感が魅力。
境界を越えて人とつながり、愛を注ぎ続ける無償の癒し手です。

今回の満月のホロスコープから印象的な部分・大切なポイントを綴っていく前に…
新月満月の星読みで大切なポイントをおさらい🌙

は幼少期の自分の象徴と言われ、潜在的欲求・エゴとしても解釈されます。
私はすこし言葉をやわらげて”求めるもの・安心できるもの”とも読み取れると考えています。
そして太陽は、人生の目指すべき方向・指標。

🌕満月は、月☽と太陽☉が180度で向かい合うタイミングで、
占星術の用語ではオポジションと呼ばれ、”拮抗”を意味する配置です。
満月は月が真ん丸に満ち満ちて十分に満たされれている状態。
なので…、
太陽☉の”人生の指針”をしっかり見つめるために、
拮抗している月☽、すでに満たされて大きくなっている月は、
感謝・振り返り・見直しなどの気持ちを込めて、月の”エゴ・欲求”を手放していくとき。

新月満月の星読みにかかわらず、
占星術は当てる・決めつけるというものではないと、私は思っています。
今回の星読みから見えてきたキーワードをもとに、
・自分のこれまでをふりかえる
・視野を広げる
・思考を整理する

そんなことに”使って”ほしいと思っています。

今回の月☽は、魚座の8ハウス。
8ハウスの魚座は感受性や共感力の高い相手から、共感の心と豊かな想像力を受け取る、と読めます。
ただし、
今回は満月なので月のエゴに注意!
魚座は優しいがゆえにややルーズ。自他の境界もあいまいになりがち…。
人とつながりを感じたい!と理想を追って迷子になったり、
相手から与えられているものもあやふやになって、
「え、私受け取ってるの?全然もらってない!」
「大丈夫大丈夫、そんなにもらったら悪いよ…」

みたいにもっと欲しい!or受け取り下手のような状態になりやすい配置です。

月☽と太陽☉が180度で拮抗する満月では、
太陽と月それぞれが象徴する事柄について、気持ちの拮抗・葛藤を感じやすいとき。
そんな葛藤から抜け出すときのヒントを、他の天体たちの配置から見ていきます♥

太陽☉、月☽、木星♃:メディエーション

今回、
2ハウス乙女座♍太陽☉と、
8ハウス魚座♓月☽の拮抗に、
12ハウス蟹座木星♃がメディエーションの配置に。

12ハウスの木星は、
精神世界や奉仕活動を通じて発展する、または見えない力に守られる配置。
良くも悪くも、潜在意識がそのまま実現しやすいので、悪いことを考えたり他者に悪意を抱かないことが大切。
蟹座は仲間思いで、安心安全のホームを大切にします。
自身が本当に心を許せる人々との、
ポジティブな未来を、もうそれが実現したような気持ちで、イメージして振舞っていきましょう。

仲間をしっかり見つめ、今まで目には見えていなかったことに気が付こうとしていくことで、
脱!!もっと欲しい!or受け取り下手を目指してくださいね。

そして…今日はもう少し小話を…

▶8ハウスというお部屋

最初に、
8ハウスは、相手の価値観、遺産、など相手と深く結びつくことで受け取るものを象徴すると書きました。
この8ハウスと対応する星座は、蠍座♏です。

蠍座は、
「表面的なもの」では満足せず、深いレベルで「本物」を求めます。
人間関係や物事に対して、深いつながりのなかで真実を探っていきます。
キーフレーズは「I Desire(私は欲する)」であり、一度欲しいと思ったものはあきらめません。
また、相手をじっくり見極め、「本当に自分に与えてくれる相手なのか?」を見定めてから、自分も大きなGiveをするサイン。
蠍座は欲求は大きくなりがちですが、その分、見定めた相手にはとことん尽くします。

なので、今回の8ハウスの月を見るときも、
欲しい欲しい欲しい!となってしまわないことが大切。
さっき、8ハウスを”継承の部屋”とよんでいると書きましたが、
”継承”には”カルマ・業”がつきものです。

人から何かを受け取ったり、託されたとき、
自分が受け取ったものの本質は何か?
しっかり見定めていきましょう。
受け取ったものをしっかり見ること、
そこから脱!!もっと欲しい!or受け取り下手のきっかけを作っていくのです。

▶ライジングスター:金星♀

ホロスコープのスタートASCに±♀5度以内に位置する星をライジングスターと呼び、
ホロスコープ上での影響力が強くなると読みます。
今回は獅子座♌の金星♀がライジングスターに。

獅子座は主役級の存在感を放つカリスマのサイン。
愛と喜びの星・金星が獅子座の性格をして、
”自分自身”をあらわすASCに重なっているので、
存分に自分の魅力を堪能するのにぴったりの時期。

ただし、獅子座の別の側面は…
親分肌・姉御肌ゆえの面倒見の良さ!
主役の陰には支えてくれるたくさんの仲間がいたり、
王様の下には守るべき存在があるもの。
そんな懐の深さも忘れずにいてください💗

何かに迷ったり、行き詰まったときのヒントにしてみてくださいね!

今回の満月の星読み、
大切なポイントを一言でいうと…
「受け取り・廻らせ、自分を磨く」です♥
ぜひ、素敵な満月の夜をおすごしくださいね♥

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