会いたい人に会えないときには…

日々の徒然

 暑い日がつづきますが、皆さまいかがおすごしでしょうか。
 8月はお盆もありますし、地元に帰ったり友人たちと休暇を楽しんだり、親しい人たちとの予定がたくさんある、という方もいるでしょうか。

 私もこの夏は、夫の友人に会いに夫婦で安曇野・松本まで行ってきます。
しかし、やはりこの歳になってくると、それぞれの生活・それぞれの居住地・それぞれの家族との都合があり、会いたいけれどなかなか予定が合わせられなくて…ということも増えてきます。

 そんなとき、私がしている願掛け、あるいはおまじない、もしくは心がけのようなことなのですが、会いたい人へささやかなプレゼントを用意する、ということをしています。

 贈り物を準備しているあいだは自然と相手のことを考えるので、物理的な距離が遠くなっていても、疎遠になってしまったような寂しさは感じません。
 また、“もしかしたらこの人は意外とすぐに会えるかも…”と感じたら、郵送せずプレゼントを手元であたためておくときもあります。
そうすると、贈り物が常に目につくせいか、これを渡したい!という気持ちがわくせいか、本当にとんとん拍子に会う調整がついたりするものです。

 贈り物を選ぶときは、結構いろいろ考えます。
 まずは、相手のNG項目を確認。アレルギーや好き嫌いがなかったか、いま一度思い出して…。わからなければ素直に聞いてしまいます。
 次に、自分が好きなもの、良いと思えるものであること。自分が良いと思えないものを大切な人にはすすめられませんから。
 そして、日持ちがするもの、できれば消費できるもの。この年齢だと同居をしている方がいるという人も多いので、できるだけ扱いやすくて、手元に残りにくいものが良いかなと…。ただ、これは私の勝手な気遣いなので、世の中的にはまったくそれぞれの気持ちで考えてよい部分だと思います。
 あとは、相手が重荷に感じすぎない程度の金額であること、でしょうか。贈り物なので金額が伝わることはほとんどないのですが。
 最後に、気持ちはたくさんたくさん込めること。

私の気持ちたち

 じつは最近、このおまじないをさっそく発動しました。
遠方でなかなか会えない友人や、事情で都合がつきにくい友人など。
大人になってからのご縁って、会う時間や頻度より、相手への尊重でつながる気がするのです。

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