制作に新しい風を

　このブログに来てくださる方の多くは、私のSNSの友人であり、自分も創作活動をしているよ！という方も少なからずいらっしゃるかと…。
　さて、タイトルの件ですが、ずばり、皆さん創作（ハンドメイドにかぎらず）において、行き詰まることはありますか？

　私は、もちろんあります。
デザインが出てこない…というシンプルなことから、このテーマでは本当は何を表現したいんだっけ…というようなより内面的なことまで、創作の悩みはそのときどきで様々です。
そんなときによく実践しているのが、断捨離です。

　私もハンドメイド作家の端くれなので、少なくない量の資材が家にあります。
それらは作品の材料として必要不可欠なものですが、ときとして意図せず”持ちすぎ状態”になっていることがあるのです。

　パーツショップに行くと、可愛くて気になる商品がたくさんあり、つい目移りしいろいろ手に取ってしまいます。
いつか使うかも♥
だって可愛いから絶対役に立つよ♥
せっかく買ったのに手放すなんてもったいない…。
そんな風に思っているうちに、ついつい”どう使いたかったのか”が具体的にならないまま、ため込まれた資材がたくさん…ということに。
皆さん、このループ、なんとなく既視感が無いですか？そうです、巷の片付けコンサルタントなる人々がさんざん訴えている”片付けられない人”の思考回路なんです！
私はこの状態を勝手に”物持ち太り”とよんでいます(笑)

　だから、断捨離です。
自分のブランドってどんなブランド？
何を表現したい？
それなら具体的に何が必要？
そうやって、本当に必要なものを選び抜いていくうちに、自然と「あ、こんなの作りたいかも…！」が出てくるのですよね。少しずつそぎ落としていくことで見えるものがある。
　むかし大学で、デザインを教えている教授が言っていました。
「デザインするとは、何を足すかではなく何を引くかです」と。
何かを生み出したい、得たい、進みたい、と思ったら、まずは身軽になってみてはいかがでしょうか？

　今は、断捨離後にお迎えしたパーツを活躍させるのが楽しみです。

　ちょっとした小話。
　物持ち太りにならないための方法として、資材の量はこのラックに収まりきるだけ！と決めています。
このラック、見た目以上に収納力がありますし、東京に住んでいる限りは資材調達は比較的なんとかなるので、自分が管理しやすい量を持つことを優先しています。

　使用しているのはIKEAのワゴンです。雑誌なんかでもたくさん特集されていて、話題ですよね！
このワゴンの良いところは、タイヤがしっかりしているので、たくさん金属パーツをのせても稼働に全く不安がないことと、棚を支える支柱が2本なので、棚ずれが全く起こらないこと（あくまで私が使用している範囲での状況）です。

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