好きなもの集め～安曇野・松本その①～

　長野県の安曇野と松本に行ってきました。
　本当は、長野県須坂市にある祖父の家の手入れだけをする予定だったのですが、夫のご友人が安曇野にいらっしゃるということで、急遽予定を一泊二日に変更、安曇野・松本の観光も含めた旅行になりました。

　安曇野も松本も、私は行くのが初めてで、あれも見たいここも行きたいと、ずいぶんわがままを言わせていただきましたが、ご友人様がとてもスムーズに案内してくださり、時間に追われることなく充実した観光ができました。

　松本城は、数年前に場内の庭園の手入れが終わったようで、以前に来たことがあった夫は「前よりかなり綺麗になっている」と言っていました。
天守閣からの城下の眺めは見晴らしも良く、感動的な視界の広がりでした。

　松本城のすぐ近くに、なわて通り商店街というところがあり、お土産物屋さんや、おしゃれな飲食店がたくさん並んでいました。
なわて通り商店街は、カエルさん推しのようで、ガマさんのオブジェが入り口に鎮座しています。
なわて通り商店街の中ほどには四柱神社があり、こちらにもお参り。

　ずっと行きたかった旧開智学校校舎は、残念ながら現在は修繕中。
でも、有名な正面玄関は覗くことが出来ましたし、なによりこの日は晴天だったので、青空に映える校舎の白がとても美しかったです。
　旅は、ひとつ心残りをつくっておくと「次もまた来るぞ！」という気持ちになるらしいので、次は改修工事が終わった後に、ぜひ、なかも見学したいです。

　そしてそして、安曇野ちひろ美術館、ここがとにかく素晴らしかったです！
　決して大きくない館内ですが、ゆったりとしたあたたかみのある空間は、子どものいる家族連れの方々も足を運びやすいのではないでしょうか。プレイスペースや絵本の読める図書スペースもあり、一日ゆっくり時間がつぶせそうです。
　館内の外も、広い敷地に見どころがたくさんありました。
裏の出入り口の眼前には一面の花畑が広がり、西日が差し始めたころあいの空を背景に、紫の花がとてもきれいに咲き誇っていました。
　また、トットちゃん広場というスペースには、電車の旧車両を改修した図書館や、黒柳徹子さんはこんな学校に通っていたのかしら？と想像を掻き立てられるかつての教室の様子が再現されたスペースがあり、ノスタルジックな気持ちにさせられました。