占星術と12星座占い

星読みbyプリンセス占星術

 以前ブログに書いたプリンセス占星術の講座、本格的にスタートしております!
昨日はその第2回目、いよいよ占星術の世界に突入しました。第2回の講師は、私が初めて占星術の鑑定をしていただいた松岡ゆうりさんです。

 私の過去のブログを読んでくださっている方は、
私が“占星術は占いではなく学問!”と認識し勉強に励んでいるのをご存知かもしれませんが…
そもそも占星術と12星座占いって何が違うのよ?と思っている方もいるかな…と感じたので、一度、私の言葉でこのあたりのことを書かせていただこうと思いました。

 雑誌などでよく見る12星座占い、多くの人が「私は〇月〇日生まれだから○○座!」と考え、その星座の項目を見ますよね。
実は、この“〇月〇日生まれは○○座”という方法で導く星座は“太陽星座”と言います。これは「あなたの生まれた〇月〇日に太陽が“その星座の位置”にありましたよ」という意味です。
なので…太陽があるなら“月星座”も、そしてなんとなんと水星星座・金星星座…という具合に、太陽・月・水・金・火・木・土・天・海・冥の10天体すべてが、何かしらの星座の性質を持っているのです(ちなみに私は2月生まれで太陽星座は水瓶座、月星座は牡羊座です)。
この太陽星座でみる“12星座占い”でよくいわれる「○○座の人はこんな性格!」という内容、「けっこう当てはまってる!」と思った方もいれば、「なんかしっくりこないなぁ」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
この「なんかしっくりこないなぁ」も、ほかの天体の影響を読み解いてみたら…意外としっくりきた!となることが多いようです。

そう、なので…じつは占星術の主役は星座ではなく、天体!

 はい、ここまで聞いて「え!なんかめんどくさっ!!」と思った方、そうです。面倒くさいのです。
ですが、複雑で高度で面倒くさいからこそ、知識として体系化され、学問として成り立ち、ひいてはお金を払って受講する価値が出てくるのです。
でも、これだと少しとっつきにくいし、面白さをわかってもらうのも大変です。
そこで、誕生日がわかれば導き出せる太陽星座を使った“占い”が世の中に広まったのかな、と個人的には考えています。

 ただ「○○座はこんな性格」という内容も、私は知っておいて損はないと思います。
なぜなら、10天体それぞれの星座を読み解いていくのに、各星座(星座のことを占星術では“サイン”ともいいます)の性質・キーワードをわかっておくことは非常に大切だからです。

「でもさぁ、血液型は4つだから覚えやすいけど、星座は12コもあるじゃん?覚えきれないよ…」と思った方、大丈夫です!先人たちは、このあたりとっても上手に作ってくれています。

 たとえば、今は10上旬なので天秤座の季節です。
天秤座のキーワード(性質)として語られるのは、バランス・公平・親しみやすい・社交的・おしゃれ・優雅…などなど。
さて、ここでモノとしての天秤そのものを思い浮かべてください。左右のお皿にものを乗せ、そのつり合い・バランスをみるのが天秤です。そう、この“ものごとのバランスを見定める”という感覚が、天秤座を理解するキーワードと繋がってくるのです(おしゃれさんが多いといわれるのも、多くの人が良いと思うバランスがわかるから、なのですね)。
 ほかにも、百獣の王ライオンがアイコンになっている獅子座は、プライド・華やか・主人公・親分肌など、“キング”を連想させるようなキーワードが並びます。
 ギリシャ神話の双子、カストルとポルックスがアイコンの双子座のキーワードは、二面性・コミュニケーション・移り気・好奇心…などなど。これも、双子→頭が二つ→二つの顔がある→二面性や、2人いればその間でコミュニケーションがおこる、なんていう風にイメージしていくと覚えやすいのです。

 正直、占星術を学んでいると「太陽星座だけで見る12星座占いはちょっとなぁ…」と思うこともあります。
でも、占星術・星読みに興味を持ってくれる“きっかけ”としては、星座(サイン)のキーワードを、もっと多くの人が楽しく覚えてくれるようになったらいいな、と思います。
そのために私も、皆さんがすこしでも興味を持ってくれるような、楽しい発信をしていきたいな、と思うのです🍀

私の占星術の学びをまとめた記事はこちらから↓
2023年9月25日:私を知ってくださいな
2023年9月23日:新しい学び、再び。
2023年7月25日:続・新しい学び
2023年7月12日:新しい学び

※プリンセス占星術は、對馬エリさんが考案された占星術です。プリンセス占星術について詳しく知りたい方は、エリさんのSNSブログをぜひ見てみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました