先日、とうとう、念願の展覧会へ行ってきました!
パナソニック汐留美術館で開催中の
「―美の変革者たち―シャネル、スキャパレッリ、ディオール コスチュームジュエリー」展です。
はじめに、そもそもコスチュームジュエリーとは…
貴金属を用いず合金、銀、ガラスや半貴石などで作られたネックレス、ブローチ、イヤリング、ブレスレットをはじめとするファッションジュエリーを指す※1とされています。

つまり、多くのハンドメイド作家さんが作っている、クリスタルビーズや樹脂レジンや半貴石を用いた、ふだん私たちが“アクセサリー”と呼んでいるものも、広い意味では“コスチュームジュエリー”なのです!
私のオリジナルアクセサリーブランド「ShiroMuku」の作品は、
「最終的には“コスチュームジュエリー”として認識してもらいたい」という思いで作っています。
しかし、この“コスチュームジュエリー”という単語そのものが、昨今ではほとんど使われることがないため、自身の活動を紹介するときには、わかりやすさを優先し“ハンドメイド”や“DIY”“オリジナルアクセサリー”などの呼称を用いています。
なので!ぜひ多くの方にこの“コスチュームジュエリー“という概念を知っていただくためにも、
この展覧会に興味を持って下さる方がたくさんいらっしゃるといいな…🍀と思っています。
実際に会場で目にした作品は、本物の宝石や金・プラチナ等を使用していないことがまったく気にならないほどに、精巧で芸術的で、創造性にあふれるものばかりでした。
ココ・シャネルは、高価な宝石をつけることに対して
「札束を首からぶらさげているようなもの」と言って批判的な考えを持っていました。
展示のなかでも、多くのデザイナーたちの言葉や、彼らの理念が紹介されていますが、
それらを読むと「真のファッショナブルさは金銭的価値とは別のところにある」というデザイナーたちのプライドを垣間見るような気がします。
かつてのモナコ王妃として有名な女優グレース・ケリーは、
「ジュエリーボックス(その人の持つジュエリー)は、クローゼット(その人が着る服)よりもその人自身をよくあらわしている」
というようなことを言ったそうです。
あなたのジュエリーボックス(ジュエリーとよべるような高級品なんてない…と思っても、アクセサリーケースではなくジュエリーボックスと考えましょう!)には、どんな品物が並んでいるでしょう。
きっとそれらは、あなた自身を知る大きな意味を持っているはずです。
そして、高価でなくても、ブランド品ではなくても、堂々とあなたが“好きだ”と思えるジュエリーを身につけてほしいと思いました。
【追記】
この展覧会の図録がAmazonにて販売されていました!
会場まではなかなか足を運びにくい…という方で興味のある方はぜひどうぞ!
なかにはたくさんの美しい作品たちの写真があふれているので、目の保養になること間違いなしです🍀

※1展覧会図録
「―美の変革者たち―シャネル、スキャパレッリ、ディオールコスチュームジュエリー」
,世界文化社,p3
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二次創作アクセサリーブランド「煌星」
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