さて、4月の休職にともない始めたブログですが、近況報告もかねて今日は私の個人的なお話しを少し…。
じつは、昨日付で長年お世話になった大学を退職しました。
学生時代も含めれば人生の半分ちかい時間をすごした母校、ファッションに関する知識を得ただけでなく、教員としての経験を経て、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。
休職していた4月からの約半年は、自分としてはすごく濃密で充実した期間でした。
「本当にたった半年しかたってないの⁉」という感じ。
コロナ禍で行けなかった新婚旅行に行ったり、大学時代からの友人と久しぶりの海外に行ったり、占星術を本格的に勉強したり、デザフェスに参加して初めてアクセササリーの対面販売をしたり…。
書ききれないくらい新しいこと、楽しいこと、素敵な出会いにあふれた半年でした。
しかし実は…
私が本格的に仕事について「このままじゃダメ!ちゃんと考え直さなきゃ!」と思ってからは、1年ちょっとしかたっていないのです。
というのも、去年の夏ころに松岡ゆうりさんと知り合い、占星術をきっかけに色々な生き方があることを知り、まずは体調を整えるために休職しよう!とここまでがだいたい2~3ヵ月。
2022年の年末から今年の3月末日までは、休職前の準備・引継ぎ等ですこしバタバタしましたが、ここでしっかり準備をして休みに入れたおかげで、半年の休職期間をすごく有意義にすごすことができました。
今の私には、お給料という“固定された収入”も、大学教員という“社会的肩書”もありません。
でもなぜか、意外なほどに不安はないのです。
それは、人生には良いときも悪いときもあって、仮に悪いように思えるときでも、必要な努力を続ければその先には必ず結果が待っている、という思考を私が持てたからだと思います。
ある意味、根拠のない自信のようなものかもしれません。
見る人が見れば、楽観的すぎて心配になるかもしれませんね(笑)
でも、根拠のない自信、つまり“なにかを強く信じて決めて進む”って、それこそ1年で体調も、環境も、出会う人たちも変えるくらい、もんのすごいエネルギーになるんです。
今の自分の状況が、その証明かな、と思っています。
なにより、この半年間で一番ありがたく嬉しかったのは、本当に大切にしたい人たちがわかった、ということです。
1年前職場のストレスで荒れ荒れだった私を見放さず、ハンドメイド活動や占星術への取り組みに理解を示してくれた夫、
どんなに私の状況が変わっても、久しぶりに会えば変わらず接してくれる友人たち、
こんな社会的には不安定な生き方をしている私を、つかず離れず見守ってくれる両親、
たくさんの愛情と優しさ(と美味しいご飯←すっごく有り難い)をくれる義母、
ハンドメイド活動や占星術をとおして繋がってくれた素敵な方々、
そうした人たちがいてくれることが何よりの財産なんだなと、綺麗事だと笑われてしまうかもですが、でも本当にそう思うのです。
これからは”休職中の大学教員”ではなくなりますが、私は私です。
職場を去ってもファッションはずっと好きですし、このブログでは、そうした“自分らしいもの”をあいも変わらずたくさん発信していこうと思っています。
このブログを読んでくれている人は、きっと私にとって“有り難いご縁の人”だと思います。
この場をかりて、言葉には尽くせないほどの、たくさんの感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
出会っていただき、本当にありがとうございます🍀
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