唐突な告白のタイトルから始めさせていただきます。
そうなんです、実は…
以前の私には“スピリチュアル”に対して”苦手”な感覚がありました。
私が占星術師と名乗っていることを知っている方には、少し意外でしょうか…。
ただ、そうした苦手意識を持っていた私ですが、
今では“スピリチュアル”という言葉に、大きな違和感を覚えることはありません。
今日は、私がそうした感覚とどう向き合い、
そして占星術というものをどうとらえているのか、
そんなことを少し丁寧に振り返りながら、
綴っていきたいと思います。
まず、皆さんは“スピリチュアル”という言葉にどんなイメージを持っているでしょう。
日本語に置き換えるなら、
精神世界、霊的世界、目に見えない世界、などとなるのでしょうか。
第六感的な感覚と深く結びつけて捉えている人もいるかもしれません。
私にはありませんが、
俗に第六感といわれる、多数の人には感じたり見たりすることが出来ないものを、
見たり感じたりできる人がいるということを否定するつもりはありません。
なぜなら、
私自身が自覚できない=確かめられないことを「絶対にない!」
ということはできないと考えているので。
ただ、
スピリチュアルへの苦手意識の原因になっていたことの一つが、
そうした真偽を確かめることが出来ない状況を逆手にとって、人の不安を煽り、弱みに付けこもうとする人がいる、ということだったんです。
だから、なんとはなく、
そうしたものとは距離をとっておきたいな…という感覚がありました。

ですが、
少し前にブログでも書いた占星術を学ぶきっかけになった
「鑑定を受けてみたい!」という感覚は、説明のしようがない“直感”だったんです。
たぶん、当時の私はそれを“好奇心”と認識していた気がします。
そして「いざ!占星術を勉強するぞ!」となったときも、
じつは私は占星術とスピリチュアルをそこまで深く結びつけて考えていませんでした。
私の母は、
かつての宇宙開発事業団(JAXAの前身??)で仕事をしており、
かつ、学生時代は典型的な文学少女で、ギリシャ神話はじめ様々な本を読んでいたようです。
まぁ天体とかは好きだったのではないかと思います。
そんな母が、
私が幼いとき「占星術は、天体観測を基盤に、暦の作成や生活基盤の形成、農作物の収穫や気象予報などと結びつけて活用されてきた、統計学という学問の一種だ」というようなことを言っていたのを覚えています。
なので私のなかには
占星術はスピリチュアルではなく学問、だから“学ぶ”ことが出来るという感覚がありました。
そして、
学問として占星術を学んだことで、私のスピリチュアルアレルギー(笑)は解消されました。
なぜか。
占星術を学問とするなら、知識は活用してこそ意味のあるものです。
私は鑑定を受けたことで、自分と向き合う時間をかなりたくさん持ちました。
そして、知識を活用して「自分の得意なことでもっと人の役に立ちたい!」と思ったら…
あとはもう行動あるのみ。
ここで初めて、”星を使う”という感覚に触れ、
行動指針としての占星術を自分のなかに確立した気がします。
本当に、この1年はいろんなことがありました。
ものすごい勢いで、いろいろなことが変わりました。
もちろん、良いことばかりではないです。
大変なこともありました。
とにかく、動いて試して楽しんで模索して、いろいろやって思ったのが、
「やるべきことは十分やった!と思えたときにはじめて、
人は“目には見えない何か”にお願いするんだな」ということです。
それは“単純な神頼み”ともすこし違う気がします。
学んで、行動して、試して、挑戦して、
その中で自分という軸をしっかり築いた人が
「やるべきことはやり切った、あとは運にお任せします」とでも言うような、
清々しい潔さが“目に見えない世界を信じる”ということなのだと、納得できたのです。
起業家や、会社の社長や重役の方々は、
わりに神社へのお参りや験担ぎをする方が多いと聞きます。
それもまた、そういうことなのだと思うのです。
理性をもって経営をしながら、しかし自分たちの力だけではどうにもならない何かがあることも受け入れる。
そうやって、理性と感覚のバランスを取りながら精神の軸をまっすぐに保つために使うのが、私の望むスピリチュアルとの関り方です。

野生動物が天気予報も見ずに気象の変化を感じ天敵の気配に気がつくように、
もともと私たち人間にも、
そうした感覚は備わっているのだろうと思います。
でも現代社会ではなかなかそうした感覚を研ぎ澄ますような機会は少ない。
だからこそ、
私は自分自身を向き合うことは、感覚を研ぎ澄ますことに繋がっていくと思うのです。
なぜなら、
それは自分がどう考えてどう感じているのか、自分を観察することだから。
自分と丁寧に向き合っていくうちに、感覚が研ぎ澄まされて、まるで傍から見たら見えない何かに導かれるように進んでいける。
それが理性的でありながら、感覚的であるということ。
だから私は、これからも自分に問いかけ続けようと思います。
「あなたはどう感じてる?」と。
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