皆さん、こんにちは🍀
いよいよ週末ですね!
今日は、
占星術から仕事のアドバイスから、いつもとてもお世話になっているエリさんに聞いた話しをご紹介…🍀
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あなたの目の前に、水で満たされたグラスがあるとします。
このグラスを満たしている水が、あなたが今“持っているもの”です。
けれど、
透明な水がグラスを満たしていることに気がつかず、このグラスに、さらに水を注ごうとする…。
この水をさらに注ごうとするのが、”もっともっとと欲しがる”こと。
けれど、すでに満たされているグラスからは、当然水が溢れてこぼれる。
こぼれた水を見て「無くなってしまった」と嘆くのが、“足りない”と感じる心。
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ちょっと観念的に感じるかもしれませんが、
とても分かりやすく面白いお話しだと思ったので、ここでご紹介させていただきました!
人は、本能的に「損失」に敏感な生き物だと言われているそうです。
心理学では「損失回避の法則」として知られ、私たちは利益を得ることよりも、
何かを失うことに対して強く反応する傾向があります。
たとえば、
1万円が増えたときの喜びよりも、1万円を落としたときのショックのほうが大きいと感じるように。
この心理、日常生活のさまざまな場面でも深く影響を与えています。
〇仕事でミスをしてしまい、それまでの成功や評価を忘れて「信用を失った」と過剰に落ち込む。
〇人間関係で何かひとつ良くないこと・すれ違いが起こると、今までの関係すべてが悪いものだと思い込んでしまう。
〇収入が少し減ると「お金が無くなった」と焦るが、それまで蓄えてきた資産や生活の安定には目を向けない。
多くの場面で、
「こぼれた水ばかりを見つめ、グラスに残っている水の価値を見逃してしまう心理」
が働いているのです。
では、どうすれば「すでに満ちている水」に気づくことができるのか?
これって、言葉にしてしまうとすごく簡単で、「すでにあるもの」に意識を向けること。
毎日寝る前に「今日あった良いこと」を3つ思い出すだけでも、視点が変わるそうです。
これは「ポジティブ心理学」で推奨されている方法のひとつで、感謝の気持ちを育む効果があるとされています。
たとえば…
〇美味しいコーヒーを飲めた
〇友達が励ましてくれた
〇仕事で一歩前進できた
こうした些細なことを意識するだけで、「足りないもの」ではなく「すでに持っているもの」に目が向くようになる、ということです。
さらに、
他人と自分を比べることも、
「こぼれた水」にばかり注目してしまう原因のひとつではないかと感じます。
〇友人が昇進しているのに、自分はまだ評価されていない
〇周りの人が幸せそうなのに、自分はうまくいっていない
〇まわりには輝かしいキャリアや特技を持っている人がいるけど、自分にはなにもない
けれど、この”比べて落ち込む心理”も、
「自分がすでに何を持っているか」に目を向けることで、
他人の成功と自分の価値はまったく別のものだと気が付き、不安が解消され、心が満たされていくプロセスが歩めるのだと思います。
そして、
もう一つエリさんの話を聞いて思ったのは、
「失う」に対する考え方を変えるって、とても重要だということ。
こぼれた水を見て嘆くのではなく、
「そもそもグラスは満たされていた」という事実を、まず思い出すのです。
こぼれた水は確かに存在するけれど、
それと同時に「残っているもの」や「新たに得たもの」もあるはずなんです。
たとえば、あなたが仕事で失敗したとしても
〇その経験から学べたことがある
〇周りの人がサポートしてくれていることに気が付けた
〇次はどうすればいいかのヒントが得られた
「こぼれた水」を受け入れつつ、「まだ残っている水」に目を向けることで、
「失う」に対する見方が変わるのではないでしょうか。
確かに、人生では失うこともあります。
でも、それと同じくらい、いえ、それ以上に、すでに手にしているものもあるはず。
グラスに水が満ちていることを忘れ、こぼれた水ばかりを見て嘆くのは、
とてももったいないことではないでしょうか。
今、あなたのグラスには何が満ちていますか?

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