装いで、自分を活かす~骨格診断とパーソナルカラー診断講座~

ファッション~装いあれこれ~

 昨日、大阪でひらかれた講習会に参加してきました。
テーマは、骨格診断とパーソナルカラー診断。近年、女性向けファッション誌などではよく目にする単語ではないでしょうか。
 骨格診断とは、生まれ持った骨格や筋肉・脂肪のつき方などから、スタイルをストレート・ウェーブ・ナチュラルの3つに分類し、似合う素材や服の形を知り、ファッションを楽しむための理論です。
 パーソナルカラーとは、その人の肌、瞳、唇などの色に調和する色(似合う色のグループ)のことで、4つの色のグループに「春」「夏」「秋」「冬」というニックネームをつけて、もっとも似合う色のグループがどのシーズンか診断するスタイルが広く知られています(※1)。 

かなり浸透してきた印象があるこれらの診断ですが…
診断の方法が難しい、
いわれた診断結果が店や担当さんによってばらばらだった、
ネットの自己診断はあてにならない!

などなど、“誰もが簡単にわかる”というものではなさそうです。
 じつは、
私も同じようなことを感じており、いつかちゃんと知識のある人の話が聞きたいな…と思っていたところ、偶然大阪で講演会があると聞き、もう即断即決で申込みをしてすっ飛んでいきました!(ちなみに参加を決めたのは、講習の1週間ちょっと前)

 講師を務めてくださった先生は、基本的な知識をしっかりと教えてくれただけでなく、受講者一人ひとりの骨格を見て全員の骨格診断をしてくれました。
また、他の人が診断を受ける様子から、実際にどのように骨格を判断していくのかを学ぶこともでき“百聞は一見に如かず”は本当だ!と実感しました!
 この骨格診断、最近では前述の3タイプではなく、さらに細分化した7タイプで分析する人もいるようです。
ただ、今回先生の講義を聞き、
細分化しすぎることでお客様に伝わりにくくなってしまうこともあるのでは…(7タイプすべての知識をお客様が持っているとは限らない)、
しっかり3タイプの特徴を把握していれば、3タイプに加えミックスタイプというかたちでお客様にきちんとお伝えができるかも、
とも感じました(7タイプ式がだめ、ということではなく)。

 また、先生がおっしゃっていたことのなかで印象的だったのは、
こうした診断を受けると“似合わないもの”にフォーカスしてしまう、または“似合うもの以外はダメ”と受け取ってしまう方もいるが、これは“似合わせていくためにどうするか”を知るためのもの。
診断を受け“自分の持ち味をどう活かすか”を知ることが大切です、ということでした。

 受講にかかったお金と時間を、移動にかかったお金と時間が上回るという(笑)なかなかのハードスケジュールでしたが、遠出をしてまで参加する価値は確実にあったと思います。
先生がおすすめしてくださった本も、帰りの新幹線のなかでさっそく注文しました。

先生おすすめの書籍
下にリンクを貼っておきます

 私自身が大学で働いているからいう訳ではないですが、“学ぶ”って本当に価値あることだと思います。
それは別に良い大学を出るとか、国家資格を取るとか、そういうことでなくていいのです。
自分の人生を発展させるための学びであれば、どんな小さいことでも構わないと思います。
もしかしたら、他の人からは学びに見えないことが、本人にとっては大きな学びかもしれません。
学びにかけたお金や時間は、きっと別のかたちになって返ってくると思います。
そして“一回の授業からどれだけ何かを持って帰るか”は、本人次第です。受け取ったものをどう活かすか考える、それが学びの成果を得る、ということだと思います。

※1.NPO法人日本パーソナルカラー協会 https://www.p-color.jp/about/ (閲覧日2023.9.2)

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